序章











魔争戦記


序章










世界…この世界の名は【アズカルド】



巨大な大陸が幾つも存在し、大小合わせて数十もの国家が存在する。

広大な森林がや海原が広がる世界、この世界には代表的な種族 魔族・天使・人間などが存在しており、絶えず争っていると言っても過言ではない。

人間の国家のほとんどは魔族を忌み嫌い敵対している、対する魔族はというと敵対してはいるがそれは人間が一方的に攻撃してくるから反撃しているだけで、基本的に魔族の大多数は戦闘を好まない、特定魔族を除く大多数魔族たちでは、種族間戦争など起きたことも記録さえも存在していない。

俗称…天使は象徴としてのみ存在しており人間はほとんど姿を見ることはない。

当然とも言えよう、アズカルドの空中…雲の狭間などに天使たちの巨大国家は存在するのだが、通常の手段では行き来もままならず彼らもまた戦争を忌み嫌い干渉しないようにしているのだ。




この物語はアズカルド 第二の巨大大陸【レースティニア】に起きた、悲しくも…凄惨な戦争の記録である…






このレースティニアには 


人間の女性を王とする 女王国家【華音帝国】

閉鎖的で他国のことにあまり干渉しない国【クラナド王国】

一応華音帝国と協力関係にある【ONE連合国】

虎視眈々と勢力拡大を目指す【エアー王国】

魔族を主とする【Fate皇国】



そして、人間と魔が共存する集まり……【エタニア国】

この国にこの物語の主人公が帰還してくるところから物語・・・・いや、歯車は回り始めたと言えるだろう。







さて、今日はここまで…明日もまた、長い長い戦記を書くとしようか…



そうそう言い忘れておりました、私はこの戦記を書いている   と言う者です。








つづく